November 02, 2005

日本の貧困率

さて、日本は?と思ってしらべたところ、なんと

日本では1世帯あたりの平均所得(476万円)の半分以下しか稼げない貧困世帯が15%を超え、この10年で2倍近くに膨らんだという。日本の貧困率はメキシコ、アメリカ、トルコ、アイルランドに次いで5位。
 一方、国税庁の調査では年収2000万円以上のサラリーマンは10年間で2万人も増えた。所得格差は確実に広がっているのだ。

◆貧困率の高い国――日本

japan.bmp

うーん、貧困率とは平均所得以下の人の割合で、絶対的な貧困とは違うけれど、貧富の差が大きいということはいえているわけだ。何でもアメリカの真似をしていれば社会もそうなていくな・・・

Posted by itoq at 10:59 AM

November 01, 2005

アメリカ人は価格に厳しいか?

■ アメリカ人の収入の実態

NJの世帯年収を示しましたが、2005年のアメリカの国勢調査の結果によると、

アメリカの平均世帯収入は、$44,389

ただし、貧困家庭の割合(Poverty rate:4人家族の世帯収入$19,307以下)は12.7%で、全米で3700万人が貧困家庭に属していることらしいです。

■ アメリカ人は価格に厳しいのか?

正直なところ、アメリカの商品は日本と比べて安いです。特に食品を含めた日用品がすさまじく安い気がします。

たとえば、スーパーに行くと大袋に入った食パン(4斤ぐらいかな)が99セントで売っていたりします。なので、贅沢しなければ、アメリカで餓死することはないのではないかと思います。

ハリケーン・カトリーナの被災地の映像をTVで見ますが、配給された食糧に群がる人々がみんなとっても太っているのもいかにもアメリカの現状を物語っています。とりあえず、普段からスーパーでいっぱい買い込んでいっぱい食べています。

しかしながら、貧困層がこれだけ多い国で電気製品や自動車など日用品の次に必要となるものをマーケティングして売る場合、価格に対して厳しくなるのは当然のことのように思えます。

つまり、アメリカ人は価格に厳しいのかと聞かれれば、厳しいと言うよりは買えないというのが本当の所ではないかと思います。

Posted by itoq at 07:05 PM