☆ いとQtwins海外旅行記part4 ☆
1999.2.5〜7


【3日目】

◆さあ、帰国。じゃないよ。◆

今回の帰国便はソウルを17:30ごろ出るので、帰国までまだ時間があります。ということでおなじみの”梨泰院(イテウォン)”に行きました。梨泰院がどんな所かと言えばと”アメ横から食料品店を除いたところ”と言う感じです。要するに、洋服、靴、鞄などの店(どれも小さい)が所狭しと並んだ商店街と言う感じのところです。うちのお目当てといえば”鞄”ですね。私も過去にカナダに出張するためのパソコン鞄を購入しました。妻はのお目当ては”コーチのバッグ”なのですが、これがコーチにしては激安。いわゆる”なんちゃってコーチ”なわけ。でもなんちゃってコーチといってもコーチとものは同じなんですよ。なぜかというと、少し前まで、コーチのバッグは韓国で製造されていました。WAKOと言う会社らしいです。それが、ライセンス契約がきれると同時に、WAKOが裏ルートでコーチのバッグを大量に市場に流した用なんです。そのため、日本の何分の1の値段で、コーチが手に入りました。しかし、最近ではその在庫もつきたようで、梨泰院においても激安コーチはあまり、見かけなくなりました。そのかわり、売られているのは、コーチとデザインが一緒のWAKOブランドのバッグです。前置きが長かったですが、おなじみの鞄屋さんで革の財布など買いました。お昼は仲良く、バーガーキングのWHOPPERで決まり!!

タクシーでホテルに戻り、大韓航空のシャトルバスで空港に行きました。あれ?シャトルバスってロイヤルホテルから乗れるの?ってよくぞ聞いてくれました。男はつらいよねぇ。まず妻と子をロイヤルホテルからロッテホテルまで送り、私はもう一度ロイヤルホテルにもどり、荷物をもってロッテホテルに行きました。へー、疲れた。わかってくれました?

◆来た!来た!来た!アップグレードじゃ!!◆

やっと来ましたよ。この日が。ついに。苦節?年・・・・。

アップグレードされたぞー!!

ということで、初めてビジネスクラスにアップグレードされました。冬場だというのに寒いソウル行きの飛行機の座席があんなに混んでいたのでもしかしたらという期待もありましたが。

カウンターにてチェックイン時:
 航空券をカウンターに出したいとQ、お姉さんが座席をチェック、搭乗券を発券する。その搭乗券の座席番号には9Gと10Gの文字が。それが何を意味するかわかったいとQは、思わず振り返り、妻にVサイン。妻、何のことかわからず、???。
 UAのおねえさん:(非常にクールに)ミスター、申し訳ありませんが、予約されていたお席が
          ご用意できませんでしたので本日はビジネスクラスのお席を用意しました。
 いとQ     :(いつものことだね。と言った感じで)OK!その席でいいよ。
          ところでラウンジは使えるの?
 UAのおねえさん:申し訳ありません。なんちゃってビジネスの方はご利用できません。

そんなことであきらめるような、いとQではないのでとりあえずラウンジに行きました。

 ラウンジのUAのおねえさん:うーん、これはだめね。あなたなんちゃってビジネスでしょ。

とほほ。まあ、いいか。出国で少し、とまどって時間もあんまりないし、もうじき飛行機も出発だし、いいもんね。ふん。それにしてもイミグレのおやじ、頭にくるなぁ。

 空港のアナウンス:成田行きUA826便は出発時刻が変わりました・・・・・

なに〜!1時間近くディレイ。全く、どうすれば良いんじゃ!!とまあ、途方に暮れていましたが、金浦空港に最近、こども用プレイルームが出来たようです。場所は、エスカレータを登ってUAのラウンジの手前です。仕方ないのでそこで時間つぶしをしました。

そうこうするうちに搭乗の時間に、ビジネスクラスの特権は、最初に搭乗出来ること。でもこれってうちにはメリットじゃないんです。幼児連れも最初に搭乗出来ちゃうんです。逆に、我々の小汚い格好を見られて、エコノミーで大行列している人からは、”なんだよ、子連れは先乗りやがって”と思われるに決まってます。”違うんだよ、今回はビジネスなんだよ。”と言いたいところ。

さて、せっかくのビジネスクラスですが、UA826便ソウル発成田行きは、たった、2時間のフライト。あーこれが、アメリカ行きだったら、どんなに幸せだったことか・・・・。

そんなこと言っても、ビジネスは座席は広くて良いですよね。2階席です。ちょっと圧迫感があります。食事の時はこんな風になってしまいます。

子供は立ってお食事です。ビジネスなので当然、フライト前のシャンパンもでますが、何せ、時間が余りありません。やっとこ食事を食べ終わって、FAに”コーヒーください”といったら、”到着が近いのでもう終了しました。”と言われちゃいました。

というわけであっという間に成田に無事到着。いつものアラジンのピンクのバスで駐車場まで行き、自分の車で家まで帰りました。

◆感想◆

真冬に、それもtwinsをつれてソウルに行く。一見、無謀そうですが、行ってしまえば楽しい旅行。マイルに目がくらんだ以上に行って良かった旅行でした。やはり、同じ所に行くと何かと勝手がわかって行動しやすいです。次回の海外もGWのソウルになりそうですが、効率よく回れそうです。

◆番外編:我が家の便利グッズNo.1◆

我が家の便利グッズNo.1は携帯電気ナベです。電圧は自動で判別してくれるのでコンセントプラグをその国にあわせて用意していけば使用できます。これさえあれば
 ・お湯沸かし(ミルク、離乳食づくり、インスタントコーヒー、紅茶、お茶、カップラーメン)
 ・ほ乳瓶の消毒
 ・インスタントラーメン
 ・炊飯
 ・炒め物
など、様々なことが出来ます。まとめれば右図のようになり携帯性も良いです。これなくして我が家の旅行は成り立たないです。メーカーは、三洋電機の子会社で、トラベランドとか三洋なんちゃらとかいったような気がしました。値5000円ぐらいです。お勧めの一品。

◆番外編:我が家の便利グッズNo.2◆

お勧めNo.2は、マンテン社の”おんぶラッコ”という、ベビーカーです。これは超軽量&背負い子になるの優れものです。twins連れで海外旅行に行くにはこれなしに考えられません。まず、軽量なことは、ちょっとした階段や段差などを越えるにもひょいと持ち上げることが出来て便利です。ソウルの市内の大きな通りには基本的に横断歩道がなく、ほとんどが地下道を使って道路を横断します。その上、地下道にはエスカレータやエレベータが無く、ベービーカーには大変不便な街です。そんなときにもこのベビーカーは便利です。また、小型のため、飛行機のの座席まで乗せていけるので大変便利です。(でもさすがに2階席までは無理でした。)ただ、問題も無いわけで無く、独特のシート形状のため、子供がゆったりと座っていられず、立ち姿勢または、うつぶせ姿勢になりやすいと言うことです。うちの子たちは慣れてしまいましたが、最初は違和感があるかも知れません。と言うことでうちでも主に旅行用として使っています。

 普段のtwins用としては、コクラフト社のサイドバイサイド(いわゆる横型のベビーカー)を使っていますが、うちのように海外でアクティブに行動するタイプの旅行者には余り適さないと思います。ただ、約1万円のおんぶラッコを2台購入するのも、元を取るのが大変かなと思います。

おしまい。



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